とある真夏の物語【完】


その時だった。





『いや〜、よかったね、感動のご対面てやつ??』





パチパチと乾いた拍手が洞窟内に響き渡った。








『…っ、ヨウ…』





『ふ〜ん、久しぶり、リュウ…いや、ショウと呼んだ方がいいのかな?』






ニコニコと胡散臭い笑みを携えて、






近づいてくるヨウにゾクリとした寒気を感じた。






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