とある真夏の物語【完】


その時だった。




カツーン、カツーン




洞窟内に足音が響いた。




!!




…誰かいるの…?




私は、すぐ様立ち上がると、その足音のする方へと足を進めた。





いつまでも、こんなところで座りこんでいるよりはましだ。





カツーン、カツーン





だんだん、足音が近づいてくる。






私は、勇気をふりしぼって、前に飛び出した。




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