とある真夏の物語【完】



『…にほん…聞いたことない国だな…大陸の向こうの国か?』





はぁ〜?





『…いやいや、意味わからないんですけど…』




私は、じっと男の人を見つめた。



さっきまでは、暗くてあまりよくわからなかったが、年齢的には、私より3歳くらい上に見える。




『…お前…名はなんという?』




名前?






『…真夏…ですが…』





すると、男の人は、驚いたように目を見開く。




…なんか…変だった?




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