とある真夏の物語【完】


その日は、確かいつものように祥ちゃんと蝉採りに行ったんだ。




蝉も結構採れて私も祥ちゃんもかなりご機嫌で。




『まなつ〜!今日は、いっぱいとれたよな!』



『だね!』




そう言って微笑みあった。







すると、突然祥ちゃんが言ったんだ。




『なぁ!迷いの森に探検に行こうぜ!』




と。




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