とある真夏の物語【完】
『いやいや…シュカさん、いきなり話が飛びすぎで…』
私が慌てて反論しようとすると、
『あぁ!そうですよね!!』
そう言って、私の肩を叩く。
わかってくれたのかとホッとしたのもつかの間…
『まだ、会ったばかりなのに、結婚は、急ぎすぎですよね…まずは、お付き合いから!ですね!』
…いやいや、そういう意味では…
てか、リュウも何か言いなさいよ!!
私は、そう思ってさっきから料理を食べ続けているリュウを横目で睨む。