とある真夏の物語【完】


―――




『うわぁ…大きい!』




私は、目をキラキラさせて馬車がらの景色を眺める。




『まぁ、ここは、風の国ルーンの都市パルクだからな』





『そうなんだ…ねー、あの大きな建物は何?』





『あぁ、あれか…あれは…風の国の守り神…ルーン神を祭ってある…まぁ…神殿みたいなもんだな』






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