Run AwayⅠ・Ⅱ Truth
真夜中。

時計は二時半をさしている。


俺はゴブリンの呼ぶ声で目が覚めた。


「ん?どうしたんだ?」


俺はしぶしぶゴブリンから手紙を受け取った。



「わーうーうーうー。わー、わうー」


「いや、俺にゴブリン語話されても困るんだよね。
おいミリア、訳してくれよ」



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