Run AwayⅠ・Ⅱ Truth
第22章
俺はためらうことなく、教会の正面の大きな扉を押し開けた。

そして、剣を構えた。



カツン…と、歩いたような音がした。


「やあ、よく来たね」


そう言って登場したのは言うまでもない、ジークハルトである。


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