その手で・・・
「オレは、君が好きだよ」
そう言ってもう一度、
私の髪に触れた。
「・・・うそ」
「なぜ嘘だと思う?」
「私なんか・・・」
「君だから、触れたい。
君以外、目には移らない」
・・・・
「私も、斎藤さんが好きです」
「春樹って呼んで…」
・・・
春樹は、
私に何度も触れた。
・・・
もっと、
その手で
私に触れていて・・・
そう言ってもう一度、
私の髪に触れた。
「・・・うそ」
「なぜ嘘だと思う?」
「私なんか・・・」
「君だから、触れたい。
君以外、目には移らない」
・・・・
「私も、斎藤さんが好きです」
「春樹って呼んで…」
・・・
春樹は、
私に何度も触れた。
・・・
もっと、
その手で
私に触れていて・・・