路(ミチ)しるべ
眠たい目をこすりながら洗面所に降りて行った。
毎朝、親とはちあわせにならない様に時間をづらして下へ行くのに会ってしまった。
気まずい…。
ものすごく重い空気だ。
同じ屋根の下に住んでいるのにも関わらず1年ぶりに顔を合わせた。
私は耐え切れなくなりトイレへ行こうとした瞬間
「あんたはいらない子だったの…。本当に邪魔な子。」
って母の氷の様に冷たい一言。
ナイフか何かで胸を何度も刺されるような恐怖を感じた。そのあとも頭の中をグルグル、グルグル回っている。
痛いっ…。
怖いっ…。
“いらない…子”
気がつくと幼い頃、大好きだったじぃちゃんとよく来た公園に来ていた。
どぅゃって来たのかも覚えていない。
しかも、上下スウェットのまま来てしまった。
ずっと母の声が、母の言葉が耳から離れない。傷が深くなりすぎて麻痺してしまったのかも知れない。
何も感じない。涙もでない。
空には綺麗な青色が続いているのに…。
毎朝、親とはちあわせにならない様に時間をづらして下へ行くのに会ってしまった。
気まずい…。
ものすごく重い空気だ。
同じ屋根の下に住んでいるのにも関わらず1年ぶりに顔を合わせた。
私は耐え切れなくなりトイレへ行こうとした瞬間
「あんたはいらない子だったの…。本当に邪魔な子。」
って母の氷の様に冷たい一言。
ナイフか何かで胸を何度も刺されるような恐怖を感じた。そのあとも頭の中をグルグル、グルグル回っている。
痛いっ…。
怖いっ…。
“いらない…子”
気がつくと幼い頃、大好きだったじぃちゃんとよく来た公園に来ていた。
どぅゃって来たのかも覚えていない。
しかも、上下スウェットのまま来てしまった。
ずっと母の声が、母の言葉が耳から離れない。傷が深くなりすぎて麻痺してしまったのかも知れない。
何も感じない。涙もでない。
空には綺麗な青色が続いているのに…。