ダイスキ。
「ホームルームに遅れると先生がウザイから行くね。」
たーくんを押し退けて制服を整えながら言う。
「志織、最近最後までやってないよー。」
頬っぺたを膨らませながら、胸を揉んでくる。
「あーもーっ、もう行くよっ?!」
「ちぇっ、つまんないのー。」
たーくんは胸を揉むのを止め、代わりに抱きついてきた。
「じゃぁ、今日の帰りねっ?」
たーくんの笑顔が見たくて仕方なく言った。
「ほんと!?志織、大好きっ。さっすが巨乳!笑」
笑顔は見れたけど、、
「たーくんは一言多いっ!!ま、いいけど///」
幸せ。
ほんとに幸せ。
あたしはたーくんの頬っぺたにキスをして、保健室から去った。
その時、あたしは気付いていなかった。
優美が保健室のベッドの下から覗いていたことに――――――。