ダイスキ。





革靴から上履きへ履きかえてから、あたしはすぐに教室へ向かった。






教室に着くと、同時にチャイムがなる。











セーフッ。







だけどホッと一安心したのもつかの間、クラスのいじめっ子達があたしに向かって叫びはじめた。







「お前、学校くんじゃねーーーよ。」


「よく堂々と来れるよなー。」

「本当!勝手に彼氏とか決めつけてさ…。怖ッ。妄想オンナ!」


「生きててごめんなさいって言えよー。」



みんなひどい…。




だけどあたしは、へこたれたりしない。







< 27 / 38 >

この作品をシェア

pagetop