ダイスキ。
革靴から上履きへ履きかえてから、あたしはすぐに教室へ向かった。
教室に着くと、同時にチャイムがなる。
セーフッ。
だけどホッと一安心したのもつかの間、クラスのいじめっ子達があたしに向かって叫びはじめた。
「お前、学校くんじゃねーーーよ。」
「よく堂々と来れるよなー。」
「本当!勝手に彼氏とか決めつけてさ…。怖ッ。妄想オンナ!」
「生きててごめんなさいって言えよー。」
みんなひどい…。
だけどあたしは、へこたれたりしない。