空と天使と悪魔くん





あたしたちはそのまま陸久にぃを引っ張って家に帰った。


時間がないから手短に話さないと…!




「陸久にぃ!時間がないから手短に話すね!」



「お、おう!」



「あたしと寧子とさくらはエンジェルなの!!」



「…えぇぇえええ!?」




もう、反応に反応する時間もないっての!




「それで、お母さんとお父さんは…生きてる!!」



「はぁぁあああ!?」



「いや、生きてる…とは言えないんだけど!とにかく!今からお母さんとこ行くから!!陸久にぃも行くよ!?」



「お、おう!!」










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