LOVE BOOK
タイトル未編集
「おはよー心愛ー!」
「あっおはよぉー」

なーんて平凡すぎる毎日を送っていた。
私は柳瀬 心愛。高2の帰宅部。勉強もそこそこできたし、
普通のグループに入っていたし、「普通」だった。
大親友の真美とも同じクラス。

「心愛ー。ボーットしてるけど、大丈夫?」
「あ、うん!英語の宿題やってきた?」
「やってきたよ。心愛、ほんと英語嫌いなんだね」

りゃそうだ。日本人だもん。
まっ言い訳かもしれないけど!

「そうなんだよねー誰か教えてくれないかなー」
「おっ柳瀬、英語みたいな簡単な科目わかんねぇのか?」

うざっ。留学してたからってそんなにいばるなんて・・・。
くやしい!牧野 雷夢。少しはカッコいい。
だけど性格がわるすぎる!ってかド、ド、ドS!!!!

「わかるし!ほっといてよ!あっちいって!」
「あーそうですか。なら頑張ってお馬鹿ちゃん真美に教えて
もらえよ。」
「ふんっ。言われなくてもそうしますよー!」

ほんっっっっとむかつく野朗だ!!!
隣を見ると真美の様子がおかしい・・・
「真美・・・・?どうしたの??」
「ぁっっ、!なんでもない!ごめん!」

真美は走って部活に行ってしまった・・。
なんでぇぇぇぇぇぇぇ!?
英語の宿題・・・・・。

「はぁ・・・。」

ふと誰かに背中をおされた。

「っ!?」

後ろを見るとすっごーーーーーーーーーーーーーーく
カッコいい人が・・。
固まってしまった。

「あのー?職員室ってどこですか?」

はっ!職員室!?

「えっと、この階段をずっとのぼって3階にありますよ。
すぐにわかると思います。

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