SD殺人事件
高くん大暴れ
「え!?」
高くんの理解不能の行動直後の信くんからの要求。
さすがの太ちゃんも現状を把握しきれなかったみたいで言葉を詰まらせた。
「おい!高!お前のせいで何言おうとしたか忘れたやんけ!あかん、隅ちゃん言うて。」
高くんに対してツバが飛ぶぐらい真剣に文句を言ってから恥ずかしそうに太ちゃんが俺にお願いした。
思わず周りの空気が和んだせいで、少し笑ってしまった。
と同時に、「あ~あ。終わりですね。」と言って高くんが信くんの肩に手を置いた。
「高くん。気ー散るし、こっちに来といて。」
冷ために言うと、 両手をバタバタさせて大きく前方にジャンプして高くんが俺の目の前にやって来た。
何なんこの人…。
てか、まだ犯人当てただけでトリックの解明もしてへんのに犯人は負け戦オーラ出してるわ、高くんのせいでみんな笑ってるわ、ええんかなこれで…。
もっと真剣な場面やろ、普通…。
「んな、続けさせてもらうわ。支配人を予め準備した毒の塗ってあるタバコで殺す事で、その直前に毒死した磯俣も毒の塗ってあるタバコで殺されたと思い込ませたかった。
同じ手口と見せかける事で、磯俣殺しのトリックを解きにくくさせるばかりか、支配人殺しも自分じゃないって言いたかった。
ちがいます?班長。」
俺がまわりくどく指摘した事に何の反論も見せずに信くんは大きくため息をついた。
すかさず続けようとしたら、
「せやから磯俣のタバコに毒なんて塗ってないねん。手に毒つけたりよってん。100円玉使って。」
おい、待てよ。
高くんの理解不能の行動直後の信くんからの要求。
さすがの太ちゃんも現状を把握しきれなかったみたいで言葉を詰まらせた。
「おい!高!お前のせいで何言おうとしたか忘れたやんけ!あかん、隅ちゃん言うて。」
高くんに対してツバが飛ぶぐらい真剣に文句を言ってから恥ずかしそうに太ちゃんが俺にお願いした。
思わず周りの空気が和んだせいで、少し笑ってしまった。
と同時に、「あ~あ。終わりですね。」と言って高くんが信くんの肩に手を置いた。
「高くん。気ー散るし、こっちに来といて。」
冷ために言うと、 両手をバタバタさせて大きく前方にジャンプして高くんが俺の目の前にやって来た。
何なんこの人…。
てか、まだ犯人当てただけでトリックの解明もしてへんのに犯人は負け戦オーラ出してるわ、高くんのせいでみんな笑ってるわ、ええんかなこれで…。
もっと真剣な場面やろ、普通…。
「んな、続けさせてもらうわ。支配人を予め準備した毒の塗ってあるタバコで殺す事で、その直前に毒死した磯俣も毒の塗ってあるタバコで殺されたと思い込ませたかった。
同じ手口と見せかける事で、磯俣殺しのトリックを解きにくくさせるばかりか、支配人殺しも自分じゃないって言いたかった。
ちがいます?班長。」
俺がまわりくどく指摘した事に何の反論も見せずに信くんは大きくため息をついた。
すかさず続けようとしたら、
「せやから磯俣のタバコに毒なんて塗ってないねん。手に毒つけたりよってん。100円玉使って。」
おい、待てよ。