Material Boy
「すみません、スタンプはどこへ行ったらもらえるんですか?」


「商店街を回ってもらってください。

 イベントショップやブ-スでももらえるところはありますから

 スタッフに声かけてくださいね。

 ゴ-ルに着いたらこちらで抽選できますよ。」


「カ-ド配布こちらです!」


「カ-ドください。」


「すみません人を呼び出したりできますか?」


受付を兼ねているので忙しい。


「あれ?」


ふと見ると、会場の真ん中に人だかりが出来ている

真ん中にいるのは、カ-ド配布しているはずの遥火。


「TVに出てた人ですよね~、カッコイイ。」


「写真一緒に撮ってください、」


「ホントにここにいた!カッコイイ!」



女の人に囲まれてアイドルのようになっていた。

メディア効果だ。

でも困ったなこれでは手伝いとかじゃなくて

邪魔しに来たっことになっちゃう。





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