Material Boy
ガチャっとドアを開けて飛び込んできたのは、遥火だった。


「遅くなった!ミ-ティング、、、ああ当然終わってるかあ。

 いち、、あ、と室長は?」


「席外してる。多分社長室かな?」


両手にに色々抱えたものをバラバラと机の上に置きながら、


「最初ぐらい顔合わせしたかったなあ。」


「明日だってミ-ティングあるし。」


ああそうか、ってなんか、思い出したように


「野乃、俺、明日からアメリカ行くから。二課の課長と、

 なんつったけ、牧口って人と。」

ドキンとした。

「、、そう、急なのね。」



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