Material Boy
「野乃…

俺もだ、大好きだ野乃。

ずっとずっとだ。」

いつか結婚できるのかな…でも

今はそれでいい。

あたしたちはまだ発展途中だもの。

お互い誇れる自分になろうよ。




「あ、遥火大変時間過ぎてる、

 みんな待ってるよ。」

「いちごに怒られるかな。走るぞ。」


「あ、待って!!」


遥火があたしの手を引いて走る。

景色が流れて世界が二人だけみたいになる。


いろんな世界を見せてくれる男


たきざわ はるか


まるでびっくりばこみたいな人。


あたしの、素敵なマテリアルBOY!

大好きだよ。


END



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