Material Boy
「今日は、お前の所に泊まることにする。」

固まった表情のまま言い切る遥火。

「は?何言ってんですか!無理!駄目です!」

「俺をそんなこと言われた部屋に寝かせる気か?」

「私には関係ないです。」

「関係ないだと。」

ジロリと睨まれる野乃は蛇に睨まれた蛙!

「ご、ごめんなさいっ嘘です、何も出たりしませんから。」

「俺を泊めるのが嫌で誤魔化そうったってそうはいかない。」

「ひいぃっ、、誤魔化してませんってば~~」


ぶっ

あははははっ


「あはは?」

「俺を騙そうって10年早いっていうんだ。

 そんなのすぐ嘘だってわかったし、

 お前、嘘下手すぎっくくくくっ」



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