Material Boy
「そうなると足りないかな。」

「なんだっけ?」

「スタンプラリ-シ-ト500しか作ってない。

 先着500名でするしかないよね。

 商品だってスタッフだって足りるのかなあ。」


「商品は確保してもらうように頼んでもらおう、

 シ-トは10倍に増刷してもらおう。

 作りすぎてもいい、商品もないシ-トもないじゃあ、

 せっかく来た人ががっかりだ。」


遥火が見ている間に、

携帯から印刷会社に連絡をする。



すごい、私の見ている前で問題がスルスル解決していく。


「とりあえず500は今日取りに行く。残りは今から増刷してもらって

 明日にはできる手はずになったよ。

 ほら、ぼんやりしてない、いちごに連絡して商品確保だろ。」


「あ,はい。」

慌てて連絡を取る。

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