☆†赤い瞳にご用心†☆
悪夢の中で
あれ…?
ここは、どこ……?
辺りは真っ暗。
何にも見えない。
「ここ、なに……??」
そうつぶやいた瞬間、突然目の前が光った。
次の瞬間には、私は中学校にいた。
え…?
私、今日高校生になったんじゃなかったけ?
あれ?
私は混乱しながらも、教室を目指して歩いていた。
"ガラガラ~"
教室の扉を開く。
クラスにはたくさんの生徒がいた。
ここに…
ここに、いちゃだめだっ!!
そう思って、走り出そうとした。
でも、いうことをきかない。
どうして?
どうして、勝手に足が動くの?
教室に入っちゃダメっ!