☆†赤い瞳にご用心†☆




「えっ、なんでいるの?!」
「唯繰に聞いた♪」




お兄ちゃんめ…!!
勝手に人の家教えないでよ……
って、お兄ちゃんもこの家の人だからいいのかぁ。




"ガチャ"




「凛々ー? 大丈夫かぁ?」
「うん、大丈夫…ていうか、寝てただけじゃん」
「だけど、うなされてたんだろ?」




いや、まぁそうなんだけど…
そんな心配することではないんじゃ?




「ま、大丈夫ならいっか。そういえば、さっき電話あって太希が久々に連休だから遊びにいこうよだって」
「太希お兄ちゃんと遊びに行くと大変なことになりそうだけど…」

「ねぇねぇ、その遊びに行く時僕も誘ってよ」




璃鶴が真面目な顔でそう言ってくるから、うんって言うしかなかった。




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