☆†赤い瞳にご用心†☆
「やったぁ! 僕、すっごくうれしい」
「それは、よかったね……」
これ、私どうなるかわかんないな…
女子のジェラシーへの恐怖心は誰にも負けない自身があるっ!
ほんと、私どうなっちゃうんだろう……?
「どうかしたの?」
「カル、平気だからそんな心配そうな顔しないでよ」
素晴らしく、美しい顔をしたカルに心配されると、何かダメな気がしてきてならない。
どうしてなんだろう?
というか、カルかっこよすぎっ!!
「カルさ、どうして今まで変身(?)できること黙ってたの?」
「それは……」
ほっぺを赤くして恥じらいながらいった。
「嫌われちゃったらどうしようかと、思ったから…」
そう言って、顔を隠すカル。
このこ、女の子にしかみえないんだけど?!
そう思うのって…私だけじゃないよね?