☆†赤い瞳にご用心†☆
「そんなことできないよ。だって、凛々泣いてる」
「泣いてないよ、カルってば面白いな」
そういいながら、手に持っていた地図をみる。
「カル、どこに行きたい? お兄ちゃん達も璃鶴も一緒に回れないみたいだから、好きなところを好きなだけみれるし、のれるよ」
「凛々ケータイなってるよ?」
「私ね水族館行きたいなぁ。イルカみたい」
カルの言葉は無視してペラペラとそんなことばかりはなす。
「ケータイ電源落としとくね。うるさいもんね」
5分後、私はそう言ってケータイの電源を切った。
「じゃあ、水族館いこっか♪」
「凛々……」
まぁ、ちょっとつよがってる所はあるけど、でも実際、水族館みたいし!
いいんだ♪
それから、ちょっといったところに水族館はあった。
「じゃあ、はいろー!」
そう言って中に入った。