16歳で子供ができました
Chapter Ⅱ
00//甘い時間
季節がすぎるのは
早いもので、卒業式も
終わり私達も進級した。
いつの間にか、雄哉先輩
から呼び方が雄哉に
なって、敬語を使わずに
話せるようになっていた。
関係も順調そのもの。
お互い部活が終わった後
ひと気のない進路室の
近くや階段で毎日
イチャイチャするのが
日課になっていた。
誰か来たらどうしよお。
なんて思いながらする
キスは何故だか
今までしたどんなキス
よりもドキドキした…。
そんな私達も今日で
三ヶ月記念日!
初めて雄哉の家で
おうちデートをする
約束をしていた。