うさぎ と くま の物語 (完)
「副部長っ!今日も絶好調ですねっ!」
私は篠田センパイにピースサインを向けてニカッと笑う。
「あ、そうかな?」
「はいっ♪」
篠田センパイと話せるのが嬉しくて、顔が緩みまくってしまう。
篠田センパイの額を伝う汗に気付く。
「あっ、タオルどぞ!」
私は我先にと、篠田センパイにタオルを差し出す。
「え?あ、ありがとう」
篠田センパイの笑顔が私に向いた。
いやーーーっ!カッコいいよぉぉぉ!
鼻血吹きそうっ!