こんなかたちではじまる恋
落ち着いた貴女を送り届けようとすると、あなたはあの日と同じことをした。



もうどうしようもできない。
自分を抑えられる余裕なんてない。



家につくなり夢中でキスをした。
貴女の中のあいつを追い出したくて。
それ以上に俺でいっぱいにしたかった。
必死で俺の名前を呼ぶ貴女。
ずっとこのままならいいのに…。
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