こんなかたちではじまる恋
「ん…んーっ」



目が覚めると、何だか見慣れない風景。
パリッとしたシーツにふかふかの布団。
明らかにあたしの部屋ではない。
まだしっかり開かない視界が徐々に開けてくる。


「…!!!!!!!!」



一気に眠気が吹き飛んだ。



「おはようございます。月島さん」







目の前にいたのは、同じ会社の綾野だった。
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