息が止まるほど愛して欲しい
「ねぇ、蒼太。明日から夏休みだけど予定は決めた?」
「…瑠花と海に行ったり旅行に行ったりするよ?どうかしたの?」
同じクラスの斎藤杏が蒼太に予定を聞いていた。
「蒼太って瑠花と付き合ってるの?」
「多分、瑠花は蒼太のこと幼馴染みにしかみてないよ!!ねぇ蒼太、杏と付き合おう?」
この斎藤杏の言葉が波乱を呼ぶ。
瑠花に対しての蒼太の思いに感づいていた杏はどうにか引き剥がそうとしていた。
「………っざけんなよこのくそアマ。」