息が止まるほど愛して欲しい

「瑠花、俺ね?変なんだ。瑠花に関わること以外本当にどうでもいい。だから、今日母親が瑠花を知ったような口を聞くから凄く腹がたった」


「だからね、ついかっとなって硝子を割っちゃった。だって瑠花のこと一番知ってるのは俺でしょ?」


「だからさ、あの…」「ちょっとまって、ね?そんな急いで喋らないで大丈夫だよ?ちゃんと、聞いてる。大丈夫」


「ん…………ごめんね」




あぁ、瑠花が困ってる。

ごめんね?

…でもね、聞いて欲しいんだ。





だって



これは俺たちにとって、話しておかなきゃいけ事なんだよ?
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