天然小悪魔彼女。


あたしが『いいよ』と言うと、お姉ちゃんが入ってきた。


「さくら、この前貸してた雑誌返しに……」


そこまで言うと、お姉ちゃんは固まった。


「お、お姉ちゃん……?」


「……さ、さくら……」


「え、どうしたの……?」


お姉ちゃんはプルプルと震えている。


そして、次の瞬間───……


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