天然小悪魔彼女。


「───……きゃあっ」


急に悠ちゃんがあたしに近づいてきたと思ったら
あたしの膝の後ろと背中に腕を回して抱き上げた。


こ、これは………


お姫様だっこ!?


「俺がさくらを運ぶ」


「ゆ、悠ちゃんっ……降ろしてっ…」


あたしよりもはるかに背の高い悠ちゃんがあたしを抱き上げると、相当な高さになる。

< 18 / 390 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop