天然小悪魔彼女。


人に埋もれていたさくらは、相当大変だっただろう。


さくら小さいからな……。


「あ、あの…ありが───…ぷっ…」


さくらが何かを言いかけた途端、電車がカーブしてさくらが俺の胸に顔をぶつけた。


「…ちょ、さくら!?」


「うぅっ……痛い…」


オデコをぶつけたらしく、手でオデコを擦りながらそう言った。


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