天然小悪魔彼女。


「あ~赤くなっちゃったね~。
でも、これだけじゃ足りないからさ」


────パシンッ!


もう一度、音が響く。


……痛い、でも…泣いちゃダメ。


泣いたら……ダメ。


………でも、もう限界だった。


そして……涙が、溢れそうになるときだった。


「───…1対55っつーのは、卑怯なんじゃねぇ?」


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