神様に私の全部を奪われた。【番外編】




そう考えると、ただ、真っ直ぐに扇李様を信じてる沙優さんは凄い



私も、見習わなくちゃ…



「あの、ありがとうございます…」


「…え?」


突然、頭をさげるわたしに沙優さんはキョトンと顔をかしげる



「なんか、沙優さんの話を聞いて、元気出ました」


「…そう…ですか…?」

「はい」


「良かったです。同じ人間なんですから、なにかあったらなんでも言ってください」


「ありがとうございます」


ニコリと笑い彼女は紅茶をのみ、再び腹部を触る



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