神様に私の全部を奪われた。【番外編】






「しかし、話しは変わるが…もう練習はいらないよな。あとは俺じゃなく、紫音様と合わせるほうがいいんじゃないか?」


「…え…あ…えーと…」


じ、実は…最近、ダンスが上手くなったのは紫音さんのおかげだったりする


もちろん、トールさんとフウさんのおかげの方が高いけど、3割くらいは紫音さんのおかげ




だって…数日前に仲直りしてから、私達の中はさらに深くなった


相変わらず、夜の生活は激しいけれど…紫音さんの思いを聞いてからは…無理でも答えたいし、私も紫音さんと離れたくなく……寝不足にならない日は少ない



嬉しいことに、あの門番さんも黙っていてくれて噂はない


それが余計に気持ちをたかめてしまい、甘い甘い日々に幸せを感じでいる




そして、そんな中…


深夜に帰ってきた紫音さんにダンスの成果を見せて欲しいと言われ…



夜に一回だけ、わたしと練習してくれる


そのままベッドに押し倒されることもしばしばだけど、楽しくて


最近の日課になってる…



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