神様に私の全部を奪われた。【番外編】





「………っ!?」



な、なんでこうなるのっ!?


せっかく、逃げれたと思ったのに…上手く紫音さんにやられてしまった



「あの、駄目です…ってば」


「遠慮しなくていいと、私に言った」


「い、言いましたけど…し、紫音さんずるい!」


「そうかもしれない」


チュ、チュと首筋や耳にキスを繰り返しそのまま私をベッドに押し倒す



「…………う」



「私の勝ちだ」


「…………~っ」



それからは、もう…紫音さんにされるがまま


雨が降り続け、少しだけ肌寒い夜は



熱い熱い夜に変わってしまった――――……












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