神様に私の全部を奪われた。【番外編】
そ、そうなんだ…じゃあ…子供を産めば…60日しかたってない人間界に行けるんだ……
そうか、子供が…私に力をくれるんだ
なんだか、それがとても神秘的で未来の事を思い顔を赤くするが
また、ある事が私の頭をよぎる
あれ、でも……
「あの、ところで…さっき長い生をって言いましたよね?長い生ってなんですか?」
「人間界で言う年齢です」
「あぁ、なるほど」
「そうだぞ、俺達だってもうすぐ120歳だからな…ちなみに、紫音様は150くらいだったけかな?」
「へぇ……皆さん、長生き…………って、えっ!?」
120歳に150歳!?
ちょ、まさか…そこまで寿命が伸びるっていうの?
「………」
か、考えるだけでも長い……
しかも紫音さんが、150歳だなんて…
また、それも黙っていたなんて…
たしかに、あまり何かを自分から説明するような人…いや、神じゃないけれど
今回はひどい。朝のこともそうだし
時間の流れとか、子供とか、年齢とか
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