神様に私の全部を奪われた。【番外編】



それは、彼女の雰囲気によるものか…花がさいたように微笑む笑顔がそうさせているのかもしれない



そんな発言に私は頷くと彼女は変わらず扇李様を睨み付けながら言う



「じゃあ、そうゆうことだから。扇李は1人で紫音さんに会いに行って」


「…………う」


口元をピクピクと動かし、気にいらないのか不機嫌なオーラを出しながらため息をはく



「沙優、我は別に「言い訳は聞きたくない。あんなことば、女の…ううん、花嫁の敵なんだから。花嫁にも花嫁なりの苦労があるんだから」」


そう言い、彼女はわたしの服を握る


「行きましょう、凜さん…」


「あ、はい…」


「ちょっ、沙優…」


扇李様の制止の言葉を無視し、その場を離れようとした時―…




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