冬の花



~優side~



HRが終わった休み時間




冬花はあれからまだすやすやと眠っている






どんな夢見てるのかな?




「可愛い。」





俺は冬花のほっぺを人差し指で

押してみる



ぷにっ




柔らかいっ






そんな事をしているとクラスメートが

じっと俺を見ていた



俺は恥ずかしくなって顔が熱くなる




「なぁ、いつから付き合ったんだよー。」





空気を読まない馬鹿兄


間違えたっ




涼は涙声で俺の机にうつ伏せた



かなりダメージを受けたよう


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