冬の花
痛っ
ぐわんっ
その瞬間さっきまで無かった胸の苦しさが襲ってきた
なんとも言えない感覚が私のなかにくる
だるさ、吐き気、
ドクドクと早い心臓の音
気持ち悪いっ
あまりの出来事に私はパニックになっていた
膝は痛くて押さえているけど
それ以上に苦しくて
息が・・・・・
「はぁっはぁっ。」
痛みで膝を抱えていたけれど
苦しくて苦しくて
私は力無く床に倒れこむ
「冬花!?」
倒れてる私を見て桜木くんが血相を変えて私の所に来た
私の力の入らない体を抱きあげてくれる