冬の花



私が顔を両手で被いうずくまり唸っていると

桜木くんが驚いたように見ていて




さっき以上に顔が真っ赤に染まった




「あ、わわ。」




私はさっと正座になり俯く



変な所見られた



凄く恥ずかしい////





「ふっ。

あ、わわってなんか



可愛いな。」





むくりと起きた桜木くんは

クスクスと笑いながら私の頭をなでる




ドキンッ

ドキンッ




今までより強くはっきりと聞こえる


桜木くんを好きと言う私の音





ドキンッ

好き



ドキンッ

大好き


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