冬の花
冬花はすぐさまエプロンをして作り始める
またやられたっ/////
エプロンはまだいい
だけど長いあの髪は反則
邪魔なのは分かる
だから軽く一つに結ぶのかと思いきや
ポニーテールから丸くお団子にしたのだ
俺は冬花の後ろ姿を見る位置にいるため
項がばっちり見える
どうやら俺は首元というか項が好きらしい
しかし、理由はそれだけではない
俺がつけたマークがちらちらと見えるのだ
恥ずかしさが込み上げてくる
顔から湯気が出る勢いで
「出来たよっ。って大丈夫。」
心配そうに俺の顔を覗き込む冬花
やっぱ反則過ぎる