★恋と王子と超能力!★
ま、間に合った…!

「ええ?来るのはやくない?」

「まあね。とりあえず翔馬から離れて!」

思いっきり睨みつけると、流石にビビったのか、後ろに下がった。

「翔馬!!」

私は翔馬に駆け寄り、自分より下がらせ小さい声で、“逃げろ”と言う。

それに気づいた翔馬は、さっき私が通った方向に走り出した。
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