いちごみるくちょこ
さきさき歩く斎藤龍の背中を見てわたしが悪かったのかな?とか考える。
そして気づいたときには
「斎藤龍・・・」
「何。」
「ごめんね。」
斎藤龍に謝っていた。
負けず嫌いなわたしはもちろんわたしが悪いなんておもってない。
けど斎藤龍の怖くて悲しそうな目がどうしても頭から離れなくってこのことはわたしが謝らなきゃいけない、そう思った。
するとなぜか驚いた顔をされた。
「なんであやまんの?」
「え?」
「俺が勝手にキレただけじゃん。
なのになんであやまんの?」
「なんでっていわれても…」
謝ったのに文句いわれてるわたし・・・
「…悪かったな。」
「え?」
「怒鳴って悪かった。」
「うん・・・。」
このときわたしは謝ってよかった、そう思った。
~喫茶店~
「お前それだけでいいのかよ・・・」
あたしが頼んだのはオレンジジュース。
別におなかすいてないからこれでいい。
「おごりだから遠慮してるだろ。」
「別にしてないよ。」
「どっちにしてもこれじゃ俺が満足しないからまたあとでおごらせろ。」
また命令かよ・・・
そして気づいたときには
「斎藤龍・・・」
「何。」
「ごめんね。」
斎藤龍に謝っていた。
負けず嫌いなわたしはもちろんわたしが悪いなんておもってない。
けど斎藤龍の怖くて悲しそうな目がどうしても頭から離れなくってこのことはわたしが謝らなきゃいけない、そう思った。
するとなぜか驚いた顔をされた。
「なんであやまんの?」
「え?」
「俺が勝手にキレただけじゃん。
なのになんであやまんの?」
「なんでっていわれても…」
謝ったのに文句いわれてるわたし・・・
「…悪かったな。」
「え?」
「怒鳴って悪かった。」
「うん・・・。」
このときわたしは謝ってよかった、そう思った。
~喫茶店~
「お前それだけでいいのかよ・・・」
あたしが頼んだのはオレンジジュース。
別におなかすいてないからこれでいい。
「おごりだから遠慮してるだろ。」
「別にしてないよ。」
「どっちにしてもこれじゃ俺が満足しないからまたあとでおごらせろ。」
また命令かよ・・・