いちごみるくちょこ
「でも今は永愛安静にしなきゃいけないし…わたしも探してくる!!」
そういって宮野が走り去っていった。
病院で走るなよ…
「龍くん…?まだ自己紹介してなかったよな?俺は内科の安西って言うんだ。ま、これからよろしく。」
「あーよろしくお願いします…
あのいきなりなんすけど永愛ってそんなに悪いんですか?」
「まぁ…な。永愛ちゃんの場合進行が早いし、龍くんはもう知ってると思うけどチョコでしか栄養を補えないし…心臓に負担がかかるんだろーな…」
「…治る方法あるんだろ?」
「あるとしたら…手術だな。けど…手術は永愛ちゃんが拒むんだよ…」
「は?拒む?」
「たぶん…お金のことだろう。手術はお金がかかるからな。」
金?
「あの子は…両親が死んでから一人で生活してるから…両親が残した金には指も触れずに国からの援助金で暮らしてるらしい。」
そういって宮野が走り去っていった。
病院で走るなよ…
「龍くん…?まだ自己紹介してなかったよな?俺は内科の安西って言うんだ。ま、これからよろしく。」
「あーよろしくお願いします…
あのいきなりなんすけど永愛ってそんなに悪いんですか?」
「まぁ…な。永愛ちゃんの場合進行が早いし、龍くんはもう知ってると思うけどチョコでしか栄養を補えないし…心臓に負担がかかるんだろーな…」
「…治る方法あるんだろ?」
「あるとしたら…手術だな。けど…手術は永愛ちゃんが拒むんだよ…」
「は?拒む?」
「たぶん…お金のことだろう。手術はお金がかかるからな。」
金?
「あの子は…両親が死んでから一人で生活してるから…両親が残した金には指も触れずに国からの援助金で暮らしてるらしい。」