いちごみるくちょこ

「手術することにしたの。
三日後安西先生にやってもらうことになった。」


「そっか！！
よかった♪」


ニコニコ笑いながらいう彼方。


ここでわたしはゆっくり深呼吸した。

よし！


「それでね「じゃあ俺親父に電話してくるね！」


言葉が遮られた。


「え…どうして？」

「だって手術のお金！
前からOKもらってたんだ♪
用意しといてもらうね！」


「そのことなんだけど…」


「ん？遠慮しなくていーよ♪返してくれなくていいから！後ろめたいってゆうなら受け取るけど。」

「そうじゃないの！きいて。」


「なんなの？永愛？」


「その…お金はいい。」


「え？」


「わたし…自分のお金でうける。」


「なにいってるの？永愛？
そんなお金ないんじゃないの？？」


「だからわたしお母さんとお父さんが残してくれたお金使おうと思うの…。」