いちごみるくちょこ
これもわたしがだしま答えだった。
軽い沈黙のあと彼方がゆっくり口を開いた。
「永愛も俺のこと嫌いなんだね。永愛だけは…永愛だけは俺のこと好きでいてくれるって信じてたのに。」
彼方が呟くように言う。
違う。わたしは…
「わたしは…彼方のこと好きだよ。」
「え…?」
「亜美ちゃんも先生もみんな好き。お母さんもお父さんも斉藤龍も…みんな大好きだよ。」
わたしは笑いながら彼方にいった。
「永愛…」
「だからそんな顔しないで…?ね!」
「永愛。俺は永愛のこと愛してるよ。
このさきもずっとずっと…」
彼方は強い目でわたしにいった。
「ありがとう。わたしを愛してくれてありがとう…。愛せなくてごめんね…?彼方…。」
彼方はそっと笑って病室をでていった。
わたしは斉藤龍の持ってきてくれた花をみた。
あと、3日。
わたし…がんばるから…
軽い沈黙のあと彼方がゆっくり口を開いた。
「永愛も俺のこと嫌いなんだね。永愛だけは…永愛だけは俺のこと好きでいてくれるって信じてたのに。」
彼方が呟くように言う。
違う。わたしは…
「わたしは…彼方のこと好きだよ。」
「え…?」
「亜美ちゃんも先生もみんな好き。お母さんもお父さんも斉藤龍も…みんな大好きだよ。」
わたしは笑いながら彼方にいった。
「永愛…」
「だからそんな顔しないで…?ね!」
「永愛。俺は永愛のこと愛してるよ。
このさきもずっとずっと…」
彼方は強い目でわたしにいった。
「ありがとう。わたしを愛してくれてありがとう…。愛せなくてごめんね…?彼方…。」
彼方はそっと笑って病室をでていった。
わたしは斉藤龍の持ってきてくれた花をみた。
あと、3日。
わたし…がんばるから…