いちごみるくちょこ
結局町をぶらぶらしてる。
ずっと無言続き。

「なあ・・・永愛行きたい場所ないのかよ・・・」

「だから!呼び捨てしないでよ・・・
 あと斎藤龍が寄り道するって言ったんだから斎藤龍が決めてよ。」

「じゃ、ゲーセン。」
結構簡単に決まったじゃん。

「行くか。」

グイッ

「え!?」

なんか手つながれてるし!

「ちょ!はなしてよ!!」

「付き合ってるからいいじゃん。」

「わたしは認めてないもん!」

「じゃあなんで毎日一緒に帰ってるんだよ。」

「斎藤龍がかばんうばっていくからついていくしかないの!」

「べつにうばってないし。持ってやってるだけだから。」

「知らないよそんなの!!!」

ジ――――・・・

なんか通りゆく人に見られてるんだけど・・・
はずかしい・・・大声出してるからだ・・・

「バカ。」

むっかーーーー!!
むかつくな!

「ほらついたぞ。」
いつのまに!結局手つないだままだったし・・・
はあ・・・









~ゲームセンター~

斎藤龍は1人でどっかいった。
わたしはぶらぶらUFOキャッチャー見ている。

あ!この人形かわいい!これも!!

・・・ってゆうか斎藤龍1人でどっか行くんならわたしきた意味なかったじゃん!!
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