いちごみるくちょこ
「ありがとね…?」


「別に。」


斉藤龍に教室まで運んでもらってひょこっと教室を覗いてみると…


「うわお…」


すごい…


なにこの
こった感じ…


いかにも奥からバーのママがでてきそう…

椎香ちゃんに亜美ちゃん…

君たちはすごいよ…


「リアルだな…」


横で斉藤龍も驚いている。



ほんとにリアルすぎだよ…
教室こんなんで明日の授業はいったい…


「なにこの写真。」


斉藤龍がいきなり口を開いた。


写真…?


「それはわたしが撮影したうちのクラスのホステスさんの写真だよーん♪」


「あ!椎香ちゃん!」


「お、宮野ちゃーん♪布助かったぜぃ!
さんきゅーさんきゅー♪」


「どういたしまして!
あの布で大丈夫だよね?」


「ぜんぜんだいじょーぶ♪
そーそー!どうだいさいとーくん!!
よく撮れてるっしょ?」


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